スポンサーサイト

  • 2018.11.15 Thursday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    サボタージュ・マニュアル

    • 2015.10.17 Saturday
    • 01:11
    友人から興味深い文書を見せられました。"Simple Sabotage  Field Manual"というものです。米国CIAの前身であるOSSが1944年に作成した諜報現場用のマニュアルで、1963年に指定解除、情報公開されたものです。

    その内容は、米国と交戦中の敵国内で通常の仕事に従事している一般市民が、その仕事のサボタージュを通じてその国の機能を弱体化させるという、後方攪乱用の実践マニュアルです。これによって敵国内の協力者に知恵を授けていたんでしょうね。

    いろいろな項目が具体的に記述されています。たとえば、電気工事で配線をわざと間違える、工場の切断機を手入れせずなまくらなまま放置する、政府職員の出張時に荷物の積み間違いをする、電報や郵便を遅配する、などなど。特別な訓練を必要としたり、当事者が危険を冒したりするようなものではありません。

    傑作なのは、敵国内の様々な組織の機能を阻害するためのサボタージュ項目です。例えば、

    「何事も通常の決裁ルートを通すよう主張し、決断を早めるための手順省略を認めない」
    「可能な限りすべての事柄を委員会に持ち込み、さらなる検討と熟考を求める」
    「連絡文書、議事録、決議書の言葉遣いを細部にわたり議論する」
    「もっともらしやり方で、ペーパーワークを増やす」
    「規則は一言一句そのとおりに適用する」

    まだまだいろいろありますが、…どうです?
    これらは全部、組織をダメにするためのマニュアル項目なんですが、なんだかどこかで体験したような…。70年前の文書とはいえ、ガバナンス議論がかまびすしい昨今、ちょっと新鮮な刺激を与えてもらえました。





     

    スポンサーサイト

    • 2018.11.15 Thursday
    • 01:11
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      スパイ活動の良し悪しはともかくとして、明治以降の我が国がこの面で他国に比べて弱いのは、謙虚で他人を思いやる優しい国民性にあるのではと言う人もいますが、この世知辛い世の中で他国に伍して生き抜いて行こうというからには、この善良な国民性も時と場合によっては考え直す必要があるのかもしれませんね。

       後段に書かれている「敵国内の様々な組織の機能を阻害するためのサボタージュ項目」ですが、これはそのままどこかの国のお役人の仕事振りとそっくりのような気がしますが、如何でしよう。
      • 柏崎一男
      • 2015/10/21 11:22 AM
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
        12345
      6789101112
      13141516171819
      20212223242526
      2728293031  
      << January 2019 >>

      selected entries

      archives

      recent comment

      recommend

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM